2019年09月18日

CEDEC2019

久しぶりにブログ書きます。稲田です。

先日ですが、CEDEC2019が行われましたね。
http://cedec.cesa.or.jp/2019/

今年もバイキングは希望者を募り参加させて頂きました〜
勉強して自分の知見を広げるのもゲーム開発者の大事なお仕事です!

ここ数年は「タイムシフトパス」という便利なチケットができたお陰で会社に居ながら自分の好きな時間に好きなセッションを見ることができますよね。
そんな素晴らしいパスがあるなら是非それでということで「タイムシフトパス」に希望者が殺到しました!

その参加者の何人かからどの公演が良かったか?

というのを聞いてみました。




Game Server Services ではじめる サーバー開発運用しないゲーム開発

構築は気にせず、開発に取り組めるのはゲーム開発者としてはすごく嬉しい。
基本的な機能は用意されているため、簡単な仕様のゲームであれば、すぐに作れそうなイメージ。
ゲーム独自の仕様も用意されている機能の組み合わせで作れるが、その辺りは難易度が高めの印象。
GS2側に相談すれば設計やノウハウなど教えていただけるとのこと。
例:ログインボーナスの場合、クエスト・イベントスケジュール・回数制限などの管理を組み合わせる。

サーバアクセス1回あたり0.02円とのことで、場合によっては結構なお金がかかるため、
リクエストの呼び出し回数を減らす工夫やピーク時を想定して事前に計算しておく必要がありそう。

(シロ)




SINoALICE -シノアリス- それは必死の「サーバー削減」

昨年の「SINoALICE -シノアリス- それは最高の「未曾有アクセス」」の続編。
稼働から約1週間メンテナンス時間がプレイ時間を上回ったというタイトルの後日譚でした。
当初はとりあえずは動けばいいと増設を繰り返し、
3000台近くになったサーバをどうやって削減していったかというお話。

期待は膨らみましたが、後日譚というだけあって、それほど破壊力のあるしくじりはありませんでしたが、
データベース移行失敗時の予算を遥かに上回る請求の件は他人事には感じないものがありましたね。
昨年同様、およそ技術者らしからぬ口調で
さらりと失敗談を披露するあたりに勇気をもらいました。

(大竹)




組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術

ゲーム業界ではまだまだ馴染みがないテスト
(テストプレイではなくユニットテスト等のテスト)についての講演

 テストについてやってみた方が良いんだろうなぁと思いつつ何もしていなかったので
 これから少しづつでも改善できるようにしていかないと感じました。
 まずは参考書籍として紹介された「レガシーコード改善ガイド」「レガシープロジェクト改善ガイド」読みます

(芦澤)




ディープラーニングで3Dアクションゲームの敵AIを作ってみた

品質の高いAIのデモだけでなく、プランナーが調整しやすいワークフローの提示まであって、とても魅力的な講演でした。

1. 条件を工夫して、強いだけではない面白い敵をつくる
2. 複数のAIでもチームワークの取れた動きになるように、仲間が攻撃中は攻撃しないなど調整
3. パッド操作の学習には、操作と行動の間に時間差があるので将来的にもらえそうな報酬(Q値)で判断
4. プランナーが学習結果を改ざんして動きを調整(再シミュレーションしない)
5. 特殊行動は従来通りのロジックベースとハイブリッドさせる

3以降の話が特に貴重だったかと思います。
自分の興味とかなり合致しますので、今後実際に触っていきたいと考えています。

(小柳)




Shadowverse流開発手法 〜QAコスト削減と堅牢性強化を実現するプランナーによるテスト駆動開発〜

Shadowverseでは 3か月毎に カードが130枚ほど追加され
現在 2000種類、スキルの組み合わせは 1000万通りと膨れ上がっていて
・それを使用するAIの作成
・バグが発生していないかの不具合検知
これらを全て人力で行うのは不可能であり
テスト駆動開発の手法を使い 如何に解決させたか というお話でした。

実例を交えて、とてもわかりやすく
確かに 運営型カードゲームを作る際 デバッグ開始前にこれらの準備ができているなら
とても効率が上がるな という知見を得られました。
(関口)




長くなるので簡潔にまとめてもらいましたが、参考になりましたでしょうか?

いつもCEDECでは各社の培ったノウハウを公開してもらい、大変勉強になりますし、
刺激にもなり、登壇の方々には感謝しかありません。
バイキングもCEDECやアンリアルフェスで講演を過去に数回やっておりますが、受け取るだけじゃなく発信することも、もっと積極的にやっていきたいなとあらためて思いました!

ではでは。

posted by byking at 18:09| イベント