皆さんお久しぶりです!
最近、伴田路子が気になるプランナーのながたくです。
さて、本日のブログは毎度恒例
某日に行われたプランナー陣による企画座談会の内容をお届けします!
今回のテーマは
「アクションゲームでストレスを感じる部分とその解決法」
まずは参加者の皆さんに、
とあるアクションゲームを遊んでいただき、
プレイを通して感じたストレスを上げてもらいました。
そして、1つずつ解決方法を探っていきました。
その内容をいくつかご紹介したいと思います!
まずはコチラ
・攻撃などに発生するエフェクトで操作しているキャラクターが見えなくなる
《解決法》UIなどで視覚情報の補完をする
ド派手なエフェクトで、キャラクターが隠れてしまって見えない!
そんな問題にはUIで視覚情報を補完する手段がよさそうです。
操作しているキャラクターの居場所を常に確認できる手段を足せば、
ストレスの軽減に繋がりそうですね。
カッコ良いエフェクトはアクションゲームに是非とも欲しい要素、
「エフェクトを控えめにする」以外の方法で解決できるのも良いと思います!
続いてはコチラ
・カメラの動きが激しすぎて酔ってしまった
《解決法》カメラの動きにラグを持たせる(ぴったりと追従するのではなく、緩やかに補完していくなど)
カメラを急に動かさず、緩急をつけ酔い対策をする
と、解決法だけを見ると単純で簡単な問題に感じますが
この「カメラ酔い」、酔う・酔わないに個人差が大きく、
どこまで改善すれば解決なのか、突き詰めるととても難しい問題に思えます。
(実際に座談会中でも、酔った方は1人で他の人は平気な様子でした)
ですが、できるだけ誰でも気持ちよくプレイできるように
配慮を欠かさないゲーム作りを心掛けていきたいですね!
座談会で得た情報をまとめると、
今回の2つのストレスは
連鎖して引き起こされたもの、だと感じました。
操作しているキャラがエフェクト等で隠れて、プレイヤーが見失ってしまい、
探そうと画面に集中している状態でカメラが激しく動き回り、酔ってしまった。
という具合に悪循環が働いてしまったのではないかな、と思います。
1つのストレス要因が新たなストレス要因を生み出してしまった、ということですね。
「視覚」はプレイヤーとゲームを結ぶデリケートな部分、
カッコ良いエフェクトや演出などの画面映えを考えると共に
プレイの快適さを担保するため、ストレス要因を1つずつ確実に改善していくことが大切だな
と感じた座談会でした。
ということで今回はここまでです。
それではまた!